カラヴァッジョ展に行ってきました!

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国立西洋美術館で、2016年の3/1から開催されているカラヴァッジョ展に行って来ました♪ さすが、日伊国交樹立150周年記念と銘打っただけあって、力が入っています。カラヴァッジョ作品11点、カラヴァジェスキ(カラヴァッジョに影響を受けた画家たち)の作品30点の計51点が展示されていました。ミラノのブレラ美術館がもっている「エマオの晩餐」と、世界初公開という個人所有の「法悦のマグダラのマリア」が見たくて行きましたが、他の作品も見応えがありました。
カラヴァッジョの作品は、他に、
・女占い師(カピトリーノ美術館)
・トカゲに嚼まれる少年(ロベルト・ロンギ美術史財団)
・果物籠を持つ少年(ボルゲーゼ美術館)
・ナルキッソス(バルベリーニ美術館)
・バッカス(ウフィッツィ美術館)
・マツフェオ・バルベリーニの肖像(個人蔵)
・メドゥーサ(個人蔵)
・洗礼者ヨハネ(コルシーニ美術館)
・エッケ・ホモ(ストラーダ・ヌオーヴァ美術館)
で、この前ローマで見たばかりの「洗礼者ヨハネ」と「果物籠を持つ少年」「ナルキッソス」、2年前にフィレンツェで見た「バッカス」以外は初見でした。なかなか見る機会がなさそうな個人所有の作品も多いので、カラヴァッジョ好きならぜひ行くべきだと思います。また、11点には含まれていない「子羊の世話をする洗礼者聖ヨハネ」(個人蔵)という絵も、カラヴァッジョに帰属する作品として扱われていました。日曜日でまずまずの混み具合でしたが、少し待てばゆっくり正面で鑑賞することができました。

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おもしろかったのは、カラヴァジェスキの作品として、私がバルベリーニ宮で見た「悔悛のマグダラのマリア」(写真上)も展示されていたのですが、作者が「アルテミジア・ジェンティレスキ」になっていたことです。私が3ヶ月前にバルベリーニ宮で見た名前と違います。

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証拠写真。グイド・カニャッチとはっきり読めます。カラヴァッジョ展の解説には、「グイド・カニャッチ作と言われた時期もあったが、今はアルテミジア・ジェンティレスキが作者でファイナルアンサー」みたいなことが書かれてあったので、バルベリーニ宮がプレートを換えるのを面倒がっているだけなんでしょうか? あり得る話です、イタリアだもの(笑)

何と、私が大好きなバリオーネさんの作品もありました。あんなにカラヴァッジョが嫌いだったのに、カラヴァジェスキの1人に数えられていて、とっても可哀想です。でも、カラヴァッジョ展のサブタイトルが、「CARAVAGGIO and his Time:Friends,Rivals,and Enemies(訳すと、「カラヴァッジョとその時代、彼の友とライバルと敵」)」だからいいのかな? ちなみに自画像で、びっくりするほどイケメンでした! 絵としてもすごく好きな1枚で、2800円の図録を買ったのは、50パーセントくらいがこの自画像のためです。図録の写真アップは著作権的にアウトのような気がするので、ネットで画像を探したけど見つかりませんでした。カラヴァッジョ展に行ったら、ぜひバリオーネさんの自画像も見てください! カラヴァッジョを訴えた、例の裁判の資料も展示されています。






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