ポンペイ遺跡中編(ナポリ日帰り③)

石膏像はどこ?の巻

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さあ、元気を出して、東のほうへ向かいます。ここはパン屋さんですね。かまどがあります。

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粉をひく石臼もありました。

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ファウヌス(牧神)の家です。この名前が付けられたのは、入口にこの牧神の像があったからだそうです。ポンペイで最大の広さを持つ、貴族の豪邸です。

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そして、「ダリウスとアレキサンダー大王の戦い」のモザイクがあったことでも有名です。残念ながら、このモザイクも牧神の像もレプリカで、本物はナポリの国立考古学博物館にあります。

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庭園が広がっています。牧神の家は人が多かったので、さらっと見ただけで出てしまいました。

しばらく歩いていると、人だかりがしている建物がありました。もしかして、ここに石膏像が? 並んで入ってみると……ルパナーレ(娼館)でした! みなさん、好きですね〜。小さく区切られた個室、石造りのベッドなどを見ることができました。外国人も多かったので言葉がわからなくても大丈夫なように、メニュー表代わりの絵が描かれています。1人であまりしげしげと見るのも何だし、石膏像でなくてがっかりしたので、わりとすぐ出てきましたが、帰ってから、男同士の絵もあったとか、娼館の周りの石畳には道案内の代わりに男性マークのシンボルが掘られていたとか、興味深い話を聞いて、もうちょっとちゃんと見とけばよかったと後悔しました(笑)

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おお! わんこが気持ちよさそうにお昼寝しています。スタビアーネ浴場です。ここは、運動場として使われていた庭です。スタビアーネ浴場には、石膏像がある可能性があります。

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中には、こんな見学用の通路も作られていました。ポンペイにある3つの浴場の中で、ここが一番保存状態がいいそうです。

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奥に浴槽らしきものが見えます。

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天井には、スタッコ装飾と言われる化粧漆喰がきれいに残っていました。色はほとんどわかりませんが、きれいに彩色されていたと思われます。「テルマエ・ロマエ」を読んでいたので、浴場を見るのは楽しかったです! ただ、ここにも石膏像はなく、空のガラスケースがあるだけでした。どこかに貸し出されているのでしょうか? 

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大劇場まで来ました。5000人収容の野外劇場です。疲れたので、ここでちょっと座って休憩します。ちゃんと昨日買った水の残りも持って来ているし、おやつもありますよ。ふう。あと、石膏像の心当たりは、ノチェラ門の近くにある「犠牲者の庭」「フロントーネの家」と言われる場所だけです。でも、ここは「地球の歩き方」の地図に載っていなくて、アッポンダンツァ通りという主要道路のまだ南だったことしか覚えていません。この後は、アッポンダンツァ通りをちょっとだけ見て、秘儀荘へ向かうつもりだったのですが…。さらに南下すると、秘儀荘へ行く時間が足りません。悩んだ結果、秘儀荘を諦めて、一番東の闘技場を目指しながら、石膏像を探すことにしました。

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大劇場近くの道から南を見たところです。ポンペイの町は、結構アップダウンがありました。冬なので歩き回ってもそんなに苦じゃありませんが、ここに夏くるのは絶対に避けたいです。

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大劇場に似ていますが、こっちは小劇場です。屋根で覆われていたと考えられ、詩の朗読会や音楽会が開かれたそうです。

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こんな風に、門が閉まっていて入れない建物もたくさんありました。公開されている建物もその時によって違うので、1回ではとても見切れませんね。そして、帰国してから気が付いたのですが、インターネットで見る数年前に訪れた方が撮った写真と、自分が撮った写真を比べると、自分の写真の腕はともかく、壁画などの色が明らかに色が薄くなっているのです。多分、灰に埋まっている間は保たれていたものが、発掘されて空気や日光に触れることで、どんどん劣化が進んでいるのでしょう。当時の人が書いたという落書きなどもかなり薄くなっていて、保護するために透明なカバーがつけられていました。発掘されたことによって見ることができるようになったけれど、そのために、やがてそれが永遠に失われるかもしれないというジレンマです。うーん…。

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