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どきどきのスパッカ・ナポリ(ナポリ日帰り⑤)

サンセヴェーロ礼拝堂はすごい!の巻

今度は時刻表通りに来たヴェスーヴィオ周遊鉄道、ナポリには14時20分くらいに到着しました。これから3時間がナポリ観光にさける時間です。まずは一番のお目当て、サンセヴェーロ礼拝堂を目指します。サンセヴェーロ礼拝堂は、スパッカ・ナポリと呼ばれるナポリの下町にあります。スペイン地区など観光客が立ち入れない場所よりマシですが、治安はあまりよくないと言われている地域てず。チャレンジャーな私…。しかも、ローマでさえ乗らなかった地下鉄に乗っていきます。悩みましたが、1人でタクシーに乗る方が怖かったのです。すられて困るほどのお金を持ってきてないので、まだ地下鉄のほうがましかなと。自動券売機で切符を買おうとしたら、何度やってもお金がもどってくるというアクシデントがあったものの、窓口では無事買えました。1回券は1ユーロです。

地下鉄は混んでいましたが、別に危ない感じはありませんでした。ダンテ駅で降りると、すぐスパッカ・ナポリの入口が見えます。おそるおそる足を踏み入れたスパッカ・ナポリは…人多すぎ! 「地球の歩き方」には午後2時〜4時半は昼休みで静か、と書いてありましたが、ありえないほど人でいっぱいでした。小さい子を連れた観光客も普通に歩いていますが、大丈夫なんでしょうか? 今までのどこを歩くよりも緊張して、ひたすらサンセヴェーロ礼拝堂に向かって歩きました。

12 (77b)
入場券売り場は礼拝堂と違う建物にありますが、調べていたのですぐわかりました。7ユーロと、ナポリの有料施設の中では高め。礼拝堂と名前がついていますが、現在は「museo(美術館)」となっているようです。入場券売り場に数人並んでいたので混んでるのね、と思ったのですが。

12 (77a)
入場待ちの列は、とんでもないことになっていました。写真の右手奥が入場券売り場で、みんなが並んでいる建物ぞいに左へ曲がると礼拝堂の入口です。え〜こんなに並んでいるの!? サンセヴェーロ礼拝堂がここまで人気があると思っていなかったので、びっくりしてしまいました。そして、この人でいっぱいの細い道を車が通るのにも驚きましたが、さらに、狭くて車が通れないとわかると、ドライバーが窓を開けて、人が並ぶための柵を人間側にぎゅっと寄せて通ったのにも衝撃を受けました。カオス…。おまけに、礼拝堂は小さいせいか、列はなかなか進みません。時間があまりないので焦りましたが、30分くらい並んでようやく中へ入れました。(イタリアで並んだ最高記録…。混むとわかっているところは、予約したり、朝一で行ったりしたので。サンセヴェーロ礼拝堂はノーマークでした。)

写真 1-1
でも、中に入れば、この混雑にも納得です。ジュゼッペ・サンマルティーノ作「ヴェールに包まれたキリスト」。もう、ただ溜め息です。キリストが十字架にかけられた後の姿というのが、足元に置かれた茨の冠や釘からわかります。(写真撮影は禁止されているので、これはポストカードを撮影したものです。光が反射してきれいに撮れてないので、興味をもたれた方は、公式サイトのギャラリーで美しい写真をご覧ください。)

キリスト
このヴェールも大理石なんて、信じられません。そっと剥ぎ取れそうな、何とも言えない質感です。

写真 3
受難のあとの穏やかな表情に、逆に胸がしめつけられそうな感じがしました。彫刻の最高傑作と言われるのも当然だと思います。

写真 4
礼拝堂の中央に置かれたキリストを囲むように、他にもたくさんの彫刻がありました。これは、バルベリーニ宮にも作品があった、アントニオ・コッラディーニのもの。「ヴェールに包まれた謙譲」と名付けられています。この礼拝堂にある彫刻を作らせたのは、サンセヴェーロ公ライモンド・ディ・サングロという人なのですが、文学者であり科学者でもあった彼は、一族が築いた礼拝堂をこだわりをもって再建しました。この「ヴェールに包まれた謙譲」は、彼が1才の時に亡くなった母に捧げられています。また、写真はありませんが、対になる位置に、フランチェスコ・クエイローロの「覚醒」という網に覆われた作品があり、こちらは妻の死を嘆く父に捧げられたと言われています。

他にも、この礼拝堂の別室には、ライモンドが作った、血管をほぼ完璧に再現した人体模型が展示されていました。一説には、彼が使用人に血が固まる薬を飲ませて作ったとも言われていますが、きっと模型ですよ…きっと…。でも、どのようにして、この精巧な模型を作ったかはわからないそうです。地下室で実験を繰り返していた彼は、魔術師とも呼ばれていたとか…。

サンセヴェーロ礼拝堂は、30分以内に出るよう注意書きがありました。20分あれば十分見られる広さの礼拝堂ですが、時間に余裕があれば何時間でも見ていたいような彫刻ぞろいなので、混雑緩和のためには仕方ないですね。無理してでも来てよかったと思う素晴らしさでした。

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テーマ : 海外旅行 - ジャンル : 旅行

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