1/5 モンセラットは遠かった…

遠ざかるモンセラットの巻

少しでも早くバルセロナに戻ろうとした私たちでしたが、駅に着いた時には、ちょうどバルセロナ行きの列車が出て行くところでした。オーマイガッ! 次は30分後、もともと乗るつもりだった11:17発の列車です。こんなことならもう少し教会や街並みを見ればよかった…。でも、急な予定変更なので仕方ありません。

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駅のホームに、サルヴァナの塔の表示がありました。これだけ見れば立派な観光名所なのに、実際は廃墟です。でも、そこが好き!

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反対側のホーム。コロニア・グエルに着いた時は、この階段を上って左に行きました。無人駅なのに、新しくてきれいです。

ぼーっと待つこと30分、ようやく列車が来ました。隣の席は、偶然にも日本人で、年配のご夫婦です。ふとあることを思いついて、Aちゃんと相談したあと、「いきなりすみません。日本の方ですよね?」と声をかけさせてもらいました。ちょっと(かなり)怪しい人みたいですが、ピカソ美術館とサン・パウ病院の予約バウチャーを無駄にするのはあまりにもったいなかったので、このご夫婦にもらってもらえたらと考えたのです。事情を説明すると、「これからモンセラットに行くの!?」とびっくりされましたが、喜んで引き取ってくださいました。よかった〜。自分のメールアドレスが印刷されているので、きちんと捨てることを頼める人じゃないとさすがに怖かったのです。ご夫婦とはバルセロナに着くまで少しおしゃべりしましたが、滞在型の旅行で、短期にアパートを借りているそうです。かっこいい! 有効活用してくださるだけで十分だったのに、「御礼にサン・パウ病院で撮った写真をメールで送りますね。」とご主人のほうが名刺までくださって、、すごくうれしくなりました。エスパーニャ駅でご夫婦とお別れし、地下鉄3号線でリセウ駅まで帰って、サン・ジュセップ市場でお昼ごはんを食べます。

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去年も食べたパエリヤのお店で。10ユーロで、炊き立てが食べられます。今年もおいしかった♪ 後は定番のフルーツジュースが1ユーロでした。私はもともとフルーツジュースが大好きですが、普段あまりジュースを飲まないAちゃんもすっかりはまって、バルセロナではいろいろな味のジュースを飲みました。Aちゃんはオレンジやグレープフルーツ系のさっぱりしたのが、私はココナッツやマンゴーの入った濃厚なのがお気に入りです。最後に、Aちゃんだけ別の店で揚げ物2.5ユーロを買いましたが、これは謎の練り物で外れだったそうです。おなかがいっぱいになったところで、大急ぎでホテルに戻って着替え、コートを持って出発しました。

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エスパーニャ駅で、今度はモンセラット行きの切符を買わなければいけません。モンセラットに行くにはカタルーニャ鉄道+ロープウェイか、カタルーニャ鉄道+登山鉄道という2つの交通手段があります。それぞれの往復切符なら自動券売機で簡単に買えるのですが、せっかくなら両方乗ってみたい…。インターネットで調べると、駅員さんに「行きはロープウェイ、帰りは登山鉄道に乗りたい」というメモを見せたら切符を買うのを手伝ってくれたという旅行記を書いている方がいたので、それを真似させてもらいました。駅員さんは慣れた感じで券売機を操作してくれましたよ! 左の切符(Aeriと書いてあるほう)がロープウェイ、右の切符(Cremalleraと書いてあるほう)が登山鉄道です。今は13:25、もうすぐモンセラット行きのR5が出る時間です。駅員さんはホームも教えてくれたので、もう停まっていた列車にすぐ乗ることができました。

およそ1時間半でモンセラットに着くので到着は15時くらい、19時からのバル巡りに参加するには…うーん、現地でいられるのはせいぜい2時間くらいです。「修道院とサン・ジュアン両方行くのは厳しいかも、別行動にする?」という話をしながら、列車にゆられていました。右手側に特徴ある形をした山が見えてきます。前は降りる時に左側に見えてたから、そのうち回り込むのかなと、のんびり構えていました。が、到着予定時刻が来ても、モンセラットが全然近づいて来ません。これがイタリアなら別に慌てませんが、スペインの列車はかなり正確です。しかも、どちらかと言えば、のこぎり山は遠ざかっているような気が……。あ! し、しまった〜〜〜〜〜!!

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これはエスパーニャ駅でもらった時刻表についていた地図です。ロープウェイに乗るためには、R5という路線を利用して、Montserrat AERIで降りる必要があるのですが、路線が途中で2つに分かれているのにお気づきでしょうか。上がR6、下がR5という路線で、私たちは間違ってR6に乗っていたのです(涙) 慌てて次の駅で降りましたが、分岐点のMartorell Enllacという駅から5つも過ぎていました。 

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多分、piera駅。引き返す列車に乗るには、いったん改札を出ないといけなかったのですが、駅員さんに事情を説明すると、そのまま通してくれました。どうやってモンセラットに行けばいいかも教えてくれて、とっても親切で有り難かったです。ただ、次の列車までは30分待ちで、モンセラットに行くにはどう考えても時間が足りないような気がしてきました…。

上の写真に写っている書き込みは、私がAちゃんに説明した時のものです。バルセロナから出ているR5に乗っていれば、14:37にロープウェイに乗り換えるMontserrat AERI駅に着くはずでした。これを逃してしまったので、次のR5は15:37着、その次が15:57着の列車になります。でも、今はもう14:45くらいなので、15:10の列車で5つ引き返して、15:37にMontserrat AERI駅に着く列車に合流するのはかなり厳しいと思います。そして、もう1つあとの15:57着では、ロープウェイで上まで上がったら、すぐ引き返さなければいけない時間です。一縷の望みを抱いて、引き返す列車に乗りましたが、案の定、分岐点まで戻ってきた時には、15時半を過ぎていました。

「…このまま、R6でバルセロナまで帰ろうね」
結局、往復2時間の列車の旅をして、遠くにモンセラットを眺めただけでした。Aちゃん、ごめんなさい…。今回の旅で最大の失敗です。今となっては後の祭りですが、予定を変更しなかったほうがモンセラットの近くまで行けたかも…。急な予定変更は、初心者にはハードルが高いことがよくわかりました。それでも、この後のスケジュールを少しでも楽にするためには、バルセロナに帰ったら、ピカソ美術館にチャレンジすることを決めた私たちです。

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時間節約のため、スペイン広場からタクシーに乗ることにしました。ここは、もと闘牛場だったデパートです。(ちなみに、エスパーニャ駅の自動販売機で飲み物を買おうとしたら、お金だけ食べられました。バルセロナの自動販売機に裏切られたのはこれが初めてだったので、かなりショックでした。2ユーロ返して〜〜!)


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