大ピンチ! ホテルはどこ?(フィレンツェ1日目①)

イタロの旅&フィレンツェで迷子になるの巻

※ヴェネチア3日目とフィレンツェ1日目は同じ1/1ですが、イタロに乗ってからはフィレンツェの記事にしています。

無事イタロに乗り込み、自分たちの座席までやってきました。しかし、ここで問題が! スーツケースを置くところがない!? イタロには各車両ごとに荷物置き場があるはずなのに、自分たちの車両には前にも後ろにもそれらしき物がないのです。えーっと、こういう時は……。
「…Aちゃん、荷物棚に置くしかないみたい」
「!?」
私の言葉は、Aちゃんにとって晴天の霹靂だったそうです。でも、ないものはしょうがないのです。ヨーロッパではスーツケースでも荷物棚に乗せる人が多いというのは聞いたことがあるし、実際に同じ車両の荷物棚にはいろいろな大きさのスーツケースが載っています。ただ、私たちのスーツケースはそれらと比べても一回り大きく、特に私のは飛行機に預け入れできる最大サイズ(3辺の合計が158㎝ギリギリ)なので、2人で持ち上げられるかちょっと不安でした。ここはどんな女性にも親切だというイタリア男性の力を借りるべきか…。でも、そんなことを考えながら私がお試しのような軽い気持ちで持ち上げた時、Aちゃんのほうは覚悟をきめてえいやーとふんばってくれたので、え?と思う間に、スーツケースは荷物棚に収まってしまったのでした。(Aちゃん、ごめん! 80パーセントはAちゃんの力でした。) 列車を使うツアーのパンフに「スーツケースは別送しますので、手荷物だけの快適な旅をお楽しみください。」と書いてある理由が実感できましたよ…。確かにスーツケースがあるのとないのとでは大違いです…。

イタロにスーツケース
このはみ出ている赤いのが私のスーツケースです。荷物棚が重みで落ちたらどうしようと思いましたが、ノープロブレムでした。そして、スーツケースを荷物棚に収めた後、違う車両に探検に行くと、そこにはちゃんとスーツケース置き場(コインを入れて、チェーンで固定する仕組み?)がありました。でも、すでに空きはなかったので、やっぱり上に上げるしかなかったと自分を慰めました(笑)

しばらくするとドリンクサービスが回ってきました。オレンジジュースとクッキーをもらいました。お昼ごはんを食べてないのでうれしいです。それから、改札の人もやって来ました。バウチャーを見せると、バーコードを機械でピッと読み込んで終了です。ハイテクだ〜。

イタロの車窓
車窓から見た風景。もう日が沈みかけています。どの辺りで撮ったか忘れてしまいました…。

時速300キロ
時速300キロの表示が出ました。照明が反射しているので、見にくくてごめんなさい。

ヴェネチアーフィレンツェ間はイタロだと約2時間、あっという間に感じました。いよいよフィレンツェに到着です。スーツケースを荷物棚から下ろす恐怖の瞬間がやってきましたが、今回は気のいいイタリアのおじさんがさっと手伝ってくれました♪ こんな時のために覚えた「ぐらっつぇ みっれ しにょーれ!」(みっれは1000という意味なので、とっても感謝している時につけます。)が使えて幸せ♪

さて、ヴェネチアはサンタ・ルチア駅、フィレンツェはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅と、トレニタニア(イタリア国鉄)と同じ駅に停まります。夕方6時の到着ですが、駅から徒歩5分の「サンタ・マリア・ノヴェッラホテル」だし、フィレンツェは地図で見る限りわかりやすい感じでした。でも、そこに大きな落とし穴があったのです…。

まず、ホームの隅っこで「地球の歩き方」に載っている地図で、ホテルの場所を確認しようとしました。ところが、調べて書き込んでいたはずの印がありません! も、もしかして、私、別のガイドブックに印をつけた!? …落ち込んだものの、まあ、旅行社からもらった地図はあるからと歩き出しました。でも、すぐに逆方向に歩いていることに気付きました。理由は簡単、正しい方角ならすぐ見つかるはずのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会がなかったからです…。辿り着いたのは、アドゥア広場でした。自分は駅の南側に出たつもりだったのに、どうも東側だったらしいです…。急いで引き返して、今度はちゃんとサンタ・マリア・ノヴェッラ広場まで来られました。よし、ホテルはこの近くのはず! でも、どこにもサンタ・マリア・ノヴェッラホテルはありませんでした。旅行社にもらった地図も、何だかよくわかりません。…仕方なく、トリップアドバイザーのアプリで検索してみました。すると、アイコンは、何とサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の敷地内を指すのです。ホテルの名前が教会と同じだから、混同しているのでしょうか?? 念のため教会のほうにも行って見ましたが、どう考えてもこの中にホテルがあるとは思えません。広場で途方にくれるジャッポネーゼ2人…。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅周辺の治安はあまりよくないと聞いていたので、かなり不安でした。

辺りを見回すと、広場に面したレストランが営業していて、お店の人がテラス席にいます。でも、声をかけようか迷っているうちに店の中に入ってしまいました。うーん。駅まで引き返してタクシーに乗ろうかとも思いましたが、きっとすごく近い距離だと思うとと決心できません。結局、少し路地に入っているかもしれないからと、レストランの横の路地をしばらく歩いてみることにしました。5分くらい歩いてそこに見えたのは、…フィレンツェの象徴、ドゥオモじゃありませんか! ああ、こっちじゃない〜〜〜! トリップアドバイザーの口コミには、「窓からサンタ・マリア・ノヴェッラ教会が見えるお部屋でした。」と書いている人がいました。どう考えても、こんなにドゥオーモ寄りのはずがありません…。
Aちゃんは「あそこのホテルで道を尋ねる?」と提案してくれましたが、さっきのレストランか、その横にあった建物のほうが明るくて聞きやすそうだったので、もう一度サンタ・マリア・ノヴェッラ広場まで引き返してもらうことに。
そして、レストランは何だか入りにくそうだったので、その横のガラス戸の建物で尋ねようと、ドアに手をかけました。道を尋ねるイタリア語って何だったっけと思いながら、ふと下を見ると……! マットに「Hotel Santa Maria Novella」と書いてあるじゃありませんか!
「…Aちゃん、ここだった」
「え?」
「ここが、サンタ・マリア・ノヴェッラホテル…」(マットを指さす私。)
「え〜〜〜!」(Aちゃん絶句。)
何のことはない、私たちはホテルの真ん前で、「ホテルがない〜〜」と騒いでいたのです(涙) 最初に勇気を出して、レストランの人に聞いておけばよかった! でも、ささやかな私の名誉のために書いておくと、このホテルには看板もなく、入り口のマット以外、本当に何の手がかりもなかったのです…。(あとで、ドアの横に小さなプレートも見つけました…。観葉植物で隠れてました…。)

フィレンツェ1日目②に続きます。


  
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)