まずは見せようフィレンツェカード(フィレンツェ2日目③)

サン・マルコ美術館、アカデミア美術館の巻

ドゥオーモを後にして、ひたすらカヴール通りを北上すると、サン・マルコ美術館(修道院)です。フラ・アンジェリコの「受胎告知」があることで有名ですが、私にはもう1つ目的がありました。それは、聖アントニーノの回廊から見る中庭!
というのも、私がフィレンツェに行ってみたいと思うようになったのは、森川久美さんの「花の都(フィレンツェ)に捧げる」というマンガを読んだからなのです。これはロレンツォ・ディ・メディチとジローラモ・サヴォナローラの確執を描いた短編で、2人が初めて出会うのがサン・マルコ修道院の中庭なのですよ。…おたくですみません!(今、コミックスの奥付に1991年発行と書いてあるのを確認して、軽く衝撃を受けています。)

サン・マルコ美術館は、ちょっと地味な外観ですいていました。入り口でおそるおそるフィレンツェカードを見せると、そのままバーコードを読み込んで入場OKです。(やるな、サン・マルコ美術館!) そして、入り口を抜けると、そこが聖アントニーノの回廊でした。わ〜〜中庭だ〜〜!と感慨にふける私。回廊に座ってしばらくぼーっとしていたいなあと思いつつも、時間は限られているので、2階へ上がります。すると、まず最初に、「受胎告知」がお出迎えです。いきなり知名度ナンバーワンの絵を見せてしまう、大胆なサン・マルコ美術館です。そして、フラ・アンジェリコの絵は、優しい色遣いでほんわかしているのに、彼にとっては信仰の具現でもあるので、何だかいろいろ圧倒されました。2階の僧房1つ1つにフレスコ画が描かれていて、とても見応えがあります。(ただ、その絵の中には、私の乏しい聖書の知識では、「?」と思う人がやたら目立っていました。Aちゃんも「誰だろうね?」と不思議がっていたので、帰ってから調べたら、聖ドメニコという聖人でした。1206年にドメニコ会というカトリックの修道会を立てた人で、サン・マルコ修道院はこのドメニコ会の修道院だったのです。謎が解けてすっきりしました。) あと、2階の一番奥には院長室があって、サヴォナローラの使っていたマントや聖書が展示されています。当たり前なんですが、実在した人物なんだなあ…としみじみ。ところで、これを書く段になって、自分がサン・マルコ美術館で1枚も写真を撮っていないことに気がつきました。絵は撮影できなくても、中庭の写真は撮りたかったのに〜! 見るのに必死だったせいか、独特の雰囲気に圧倒されていたせいか。ぜひ、もう一度訪れたい美術館です。

次は、すぐ近くのアカデミア美術館に向かいます。ここは、あまりにも有名なミケランジェロの「ダビデ像」があるため、いつも激混みという話でしたが、確かにすごい行列でした。こういう時こそ、フィレンツェカードが役に立つはずです。本当にすぐ入れるのでしょうか? どの列に並んだらいいかよくわからなかったので、係の人を探して、胸に下げたパスケースをアピールしながら「Dove?(ドーヴェ?)」=「どこ?」と尋ねると、「予約有り」の列に並ぶといいと教えてくれました。ちなみに、「団体」「予約有り」「予約なし」の3つの列があって、「団体」と「予約有り」の列に並んでいる人を交互に入れているようです。それでも、10分か15分ほど待たなければいけませんでしたが、「予約なし」の列はほとんど動いてない感じだったので、まあフィレンツェカードを買った甲斐はあったと言えるでしょう。

アカデミア美術館には、空港にあるようなセキュリティチェックの機械がありました。ここも、入り口でフィレンツェカードを見せて、バーコードを読み込んでもらえばOKです。この時点ですでに11時50分と予定が押してきましたが、ここはもともと30分くらいでもいいかという気持ちでいたので、まずはダビデ像に直行します。

ダビデ
ダビデ像。思ったより大きいです。セキュリティチェックが厳しいわりに、写真撮影はフリーだったので、みんな「ダビデさんとツーショットを撮ろう!」というノリで写真を撮りまくっていました。私たちも撮ったけど、こんなにフリーダムだと、有り難みが薄れるような気がしました。非常に勝手な言い分ですが(苦笑)
その後、「アカデミア美術館は撮影禁止」という情報を複数見かけました。私たちが行った時に、無法地帯と化していただけだったかもれません。よく確認しませんでした。すみません!(9/14追記)

アカデミア美術館
アカデミア美術館で一番気に入った絵。でも、作者は忘れてしまいました。私はそもそも、「受胎告知」というテーマ自体が好きなのかもしれません。駆け足で一通り見て、アカデミア美術館は終了です。観光客が多くてざわざわしていたせいか、じっくり見るという気持ちになれませんでした。

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