ヴァチカン博物館はオプショナルツアーで(ローマ2日目①)

お天気は今日も曇り、どうか1日持ちますように!


1月4日の予定

7:45 ホテル前集合 オプショナルツアーでヴァチカン博物館
12:00 昼食
13:00 コルシーニ美術館
14:00 サンタンジェロ城・サンタンジェロ橋
15:00 パンテオン周辺で自由行動
18:30 ホテル 持ち帰りで夕食
20:00 マッサージ



ホテルの朝ご飯とヴァチカン博物館の巻

今日はヴァチカン博物館からスタート。ローマでは、オプショナルツアーを2つ申し込んでいます。1つが今日のヴァチカン博物館見学で、もう1つが明日の「サン・ピエトロ寺院とローマの遺跡半日観光」です。オプショナルツアーにした1番の理由は、入場が大変そうだから。…根性なしですみません。そ、それに、ヴァチカン博物館とフォロロマーノは、ガイドさんに説明してもらったほうがよくわかりそうだし!(言い訳)
えっと、ローマのオプショナルツアーはいろいろなところが催行しているのですが、今回は2つともミキトラベルの「みゅう」というツアーにしました。みゅうのツアーは集合場所がこのホテルの前になっているので、ホテルをロイヤル・サンティーナにするとすごく便利だったのです。そして、ヴァチカン博物館見学のツアーは、バスで博物館まで行き、一般より早い8:30に入場、11:00に現地解散というスケジュールです。解散後もそのまま見学できるというところも気に入りました。(ツアー会社によっては解散後の見学ができない所もあるのです。いろいろな会社のツアーを比較しながら選べるVELTRA / Alan1.netというサイトが便利です。) 1人60ユーロ。入館料26.5ユーロと比べると割高にはなりますが、ホテルからそのまま連れて行ってくれて、ガイド付ならまあ妥当な値段だと思います。

出発前に、まずは朝ご飯です。このホテルのレストランは朝食時間が6:30からとイタリアにしてはびっくりするほど早いので、余裕で朝ご飯が食べられます♪

朝ご飯
飲み物も完全セルフで、日本のファミレスのドリンクバーみたいです。料理の味や種類はまあ普通かな。写真には写っていないけど、ゆでたまごがまだ温かくておいしかったです。朝早いせいか、ここでもお客さんは日本人ばっかりでした。サンタ・マリア・ノヴェッラホテルが銀座のプチホテルだとしたら、ここは池袋か品川のビジネスホテルみたいな感じ? しっかり食べて、部屋に戻って歯磨きをする余裕までありました。

さて、ホテルの前には、バスが何台も停まっています。いろいろなオプショナルツアーのバスがあるので迷いますが、スタッフの人がいて、どのバスに乗ればいいかを教えてくれました。日本でもよく見かけるような観光バスです。2つのツアーの人が乗ってるみたいで、最初にそれぞれのガイドさんから挨拶がありました。ヴァチカン博物館組は25人くらい。ガイドさんは日本人の女性でした。(あとでイタリア人の男性ガイドさんも合流しました。)

テヴェレ川
バスの車窓から見た風景。テヴェレ川かな。こんな普通の景色を見るのも好きです。ツアーだと安心して窓の外を眺めることができるのでうれしい。
15分くらいでバスから降りて、ガイドさんの後ろをてくてく付いて行きます。明日、明後日はヴァチカン博物館の休館日になっているせいか、城壁に沿ってすでに長蛇の列ができていました。ガイドさんはここぞとばかりに「ツアーで予約しているから並ばなくていいんですよ。ツアーは一般より30分も早く入れるんですよ」とアピール。ヴァチカン博物館は個人でも予約ができるようになっているので次回があれば挑戦してみたいですが、やっぱりツアーはらくちんです。入場口でイヤホンガイドを1人1つずつ貸してもらい、中へ入りました。

さあ、最初は大燭台のギャラリー…と思っていたら、まずはトイレタイムでした。全員そろうのを待って、ピーニャの中庭に出て、さらに写真撮影タイム。ツアーは楽だけど、この不自由さもまたツアーならではですね(笑)

ヴァチカン美術館
せっかくなので撮った博物館外観。

サン・ピエトロ寺院のクーポラ
中庭から見えるサン・ピエトロ寺院のクーポラ。
案内板
そして、システィーナ礼拝堂はガイド禁止なので、先に案内板を見ながらの説明タイムがありました。これは事前に聞いていましたが、システィーナ礼拝堂に入る直前だと思っていました。ピーニャの中庭に案内板があったのですね。ガイドさんはかなり力を入れてお話してくれたものの、あまりにシスティーナ礼拝堂は有名なので、ガイドブックに載っている内容も多かったです。ガイドさんは万人向けの説明をしなくちゃいけないから、仕方がないですが。ここまでで「一般より早く入れてもらった30分」は使い切ったかもしれない…と私が思った頃に、ようやく本当の見学がスタートしました。

タペストリー全体

タペストリー
大燭台のギャラリーからタペストリーのギャラリーへ。ここに飾れたタペストリーは、ラファエッロやその弟子の下絵に基づいて織られたそうですが、織物に見えないくらい精密です。どれも壁一面を覆う大きさなので、かかった時間と手間を思うと気が遠くなりそうでした。

地図の間
地図のギャラリー。イタリア各地の地図が並びますが、これには正直あまり興味が…。

ちなみに、ここに来るまでに、ツアーの参加者が1人はぐれたり(どうもおなかが痛くなってトイレに行ったらしく、結局、その人の奥さんとサブガイドさんが別行動で探すことに)、「水を買えるところないですか? のどが乾いて倒れそう…」と言う人が出たり(入口まで戻らないと売店はないので、優しい人が自分の持っている水をあげていた)しました。その度に待ち時間が発生します。…団体行動って大変。ガイドさんはもっと大変。

いよいよ、教皇ユリウス2世が自室の内装をラファエッロに描かせたという、ラファエッロの間です。部屋は4室からなり、第4室から入るようになっていました。第1と第4は弟子が手がけた部分が多いので、やはり見応えがあるのは第2と第3でしょう。特に、第3室の「聖体の論議」と「アテネの学堂」は圧巻です。

聖体の論議
聖体の論議。

アテネの学堂2
アテネの学堂。古代ギリシャの賢人たちを、ラファエッロが同時代の人をモデルに描いたとされる作品です。これはヘラクレイトスをミケランジェロをモデルに描いたそう。

アテネの学堂1
ん? 絵の中に美少女あるいは美少年がいます!ガイドさんの説明にはなかったので、帰って調べるとヒュパティアという女性の哲学者でした。モデルとされている人物には諸説あって、フランチェスコ・マリーア1世・デッラ・ローヴェレやラファエロの愛人マルゲリータの名前が挙がっていました。マルゲリータはともかく、フランチェスコ・マリーア1世・デッラ・ローヴェレはティツィアーノの肖像画では髭のおじさんなんですが…。ラファエッロの描いた若い頃の肖像画では辛うじて美少年と言えなくもないので、いいのかな? そして、このヒュパティアという女性、wikiによると、その思想がキリスト教から見て神を冒涜するものとされ、カキの貝殻で、生きたまま肉を骨から削ぎ落として殺害されたそうです。な、何という残酷な殺し方…。さらに、それを命じたキュリロスという司教は、異教徒を追放した功績者として称えられ、死後聖人の列に加えられたそう…。そんな彼女が、ヴァチカンの、しかも教皇の自室に描かれているというのは、皮肉なものを感じます。

メディチ家紋章
第何室か忘れたけど、こんなところにフィレンツェでさんざん見たメディチ家の紋章が! 丸薬がモチーフですが、私はいつもてんとう虫を連想します。ガイドさんが、ユリウス2世は完成を待たずに亡くなって、次の教皇がメディチ家出身のレオ10世だったからと教えてくれました。

ローヴェレ家
こちらはユリウス2世の実家、ローヴェレ家の紋章だそうです。樫の木がモチーフ。

聖ペテロの解放
第3室の聖ペテロの解放。暗闇の中に浮かび上がる天使が印象的でした。

うん、ラファエッロの間は説明も興味深く、鑑賞の時間も十分取ってくれたので、堪能できました。あとは、システィーナ礼拝堂の近くまで連れて行ってもらって、イヤホンガイドを返却したら解散です。帰りの交通手段や観光のアドバイスもしてくれます。最後まで感じのいいガイドさんでした。

長くなったので、個人行動部分はページを分けます。



スポンサーサイト

コメント

こんにちは!
9月にフィレンツェを個人で旅行する予定なので色々参考にさせていただいております。
特にフィレンツェカードの情報!私は1週間はいるので購入しようかなぁと考え中です。

では、引き続きブログ楽しみにしてます!

コメントありがとうございます

1週間もフィレンツェに滞在できるなんてうらやましいです! 私は短すぎてフィレンツェカードに振り回されてしまいましたが、それだけ長ければきっといっぱい活用できると思います。私のブログは個人の体験談なので、間違っているところもあるかもしれませんが、ちょっとでもお役に立つ記事があればうれしいです。どうか、よいご旅行を♪

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)