迷子に慣れてバルベリーニ宮(ローマ3日目④)

お昼ごはんとバルベリーニ宮の巻

ちなみにガイドさんが紹介してくれたのは、解散場所からすぐのヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂にある「Caffetteria ITALIA」です。おすすめポイントは「観光客に慣れているのに、ぼられる心配がない」(笑) ここには無名戦士の墓もあるし、市庁舎も近いので、警備が厳しく、早々まずいことはできないそうです。もちろん、私たちはその情報に飛びつきましたとも! 実は昨日、マッサージ師さんから、「お客さんの中には、こわくてバールに入れないと言う方もいますよ。」という話を聞いて、「え〜、イタリアでバールに入れないと不便ですよねえ。」と、さも自分はバールになんか簡単に入れるという振りをしましたが、本当はまだ3回しか入ったことのない初心者です。どんな支払い方なのか、ぼられないか、座ると料金は変わるのか…。 毎回、ドキドキの連続なので、ガイドさんのお墨付きがあると、とっても心強いのでした。

記念堂から1
カンピドーリオの丘側からカフェのある階へ。最上階ほど高くはありませんが、結構いい眺めです。天気がよければもっと素敵だと思います。

カフェはガラス張りで、明るい雰囲気でした。カウンターで注文して、支払いを済ませ、自分で運ぶセルフサービス式のお店です。座っても料金は同じでした。カプチーノ1.9ユーロ、パニーノは4ユーロです。私はクロワッサンにハムと卵が挟んであるものを選びました。味は、まあ普通? 昨日のトッレ・アルジェンティーナ広場前のバールのほうがおいしかったけど、立地を考えたら良心価格だと思います。ただ、カフェの中にはトイレがなく、教えてもらったのはエレベーター横の有料トイレ(多分0.5ユーロ)でした。入り口に使用料を集める人が立っているタイプのトイレで、私はバッグをAちゃんに預けて出てしまったので、中に入らずに引き返しました。バールに入ったらトイレは無料で使えると思ったので、ちょっとショック…! それほど切羽詰まっていなかったので、ホテルに帰るまでトイレはガマンすることにしました。

同じツアーの参加者で、お昼をご一緒することになったのは、同年代くらいの女性です。(そう言えば、お互い自己紹介をしなかったので、お名前はわからない…。) 薄着で元気だなあと思っていたら、何とロシアでお仕事をされている方で、今回は現地で合流・解散の形でイタリア周遊ツアーに参加していたそうです。そして、集合前と解散後は、オプショナルツアーも利用しながら、個人で回っているとのことでした。そういう旅の仕方もあるんですね〜。今日はこのあと、SALDI(イタリアのバーゲンセール)目当てでショッピングをすると教えてくれました。…SALDI開始時期にローマにいるにもかかわらず、ショッピングの時間を全く取ってない私たちは、珍しい人間かもしれません。いや、もう少し時間と予算に余裕があれば、私たちもね…(涙) まあ、それはともかく、お互いの旅の話で盛り上がって、楽しい食事になりました。その方は大晦日にフィレンツェだったそうですが、添乗員さんにサンタ・マリア・ノヴェッラ広場のカウント・ダウンに行くなら、無事に帰って来られるかどうかの保証はできないと言われたとか。ほえ〜。(あの節はお世話になりました。楽しかったです!)

カフェを出たところでお別れして、私たちはヴェネチア広場からタクシーでホテルへ帰ります。
後半に備えて、ホテルで休憩しました。1時間ほどごろごろしてから、バルベリーニ宮へ出発です。地下鉄で行くかタクシーで行くか徒歩で行くか悩みましたが、雨も降っていなかったので歩いていくことにしました。

ナツィオナーレ通りをてくてく歩き……あれ、曲がり損ねた? ちょっと道がわからなくなりました。でも、大丈夫です。明日が帰国日となってようやく、私は「迷ったら道を尋ねる」ということに迷いがなくなりました。そう、迷子に慣れたのです。日本で外国人が変な発音の日本語で道を尋ねてきたとしても、おかしいなんて思わない。外国人なんだから、言葉がたどたどしくても当たり前。イタリアの人もきっとそう思ってくれるわ! 自分にそう言い聞かせて、辺りを見回すと、ちょうど道の右側に大きな建物があって、階段の上に制服を着たおじさんが立っていました。うん、あの人が聞きやすそう。私が「ばぉなせーら!」と挨拶をすると、「ん?」と笑顔で挨拶を返してくれました。いける! 地図を見せながら、「Vorrei andare al Palazzo Barberini?(ヴォレイ アンダーレ アル パラッツォ バルベリーニ)」=「バルベリーニ宮に行きたいのですが」、「Dove siamo?(ドヴェ シアモ)」=「ここはどこですか?」と、数少ない知っているイタリア語で尋ねました。
「………」
地図を見て、固まるおじさん。私のイタリア語は通じたようですが、どうも、この建物が地図に載っていないようです。えーい、かくなる上は!
「なつぃおなーれ?」
私は前の道を指さしました。
「Si.」
笑顔のおじさん。
「ぱらっつぉ ばるべりーに?」
来たほうを指さすと、
「Si.」
またまた、笑顔のおじさん。そして、あのへんで曲がるんだよ〜というジェスチャーをしてくれました。
「ぐらっつぇ!」
うん、ボディランゲージってすばらしい! おじさんのおかげで、正しい道に戻ることができました。ナツィオナーレ通りから北西に曲がると、上り坂になっていて、この通りの名前の由来になっている4つの噴水(クアットロ・フォンターネ)まで来れば、バルベリーニ宮はもうすぐです。

4つの噴水1
交差点の角に噴水が1つずつありました。もちろん噴水は4つあるのですが、交差点を渡るのに二段階右折をしても、残り1つの角は通らないので、写真が3枚しか撮れませんでした。まずは1枚目、セクシーポーズを決めているひげのおじさんです。

4つの噴水2
2枚目、かったるそうな女の人。

4つの噴水3
最後の1枚がお気に入りです。一番かっこいいと思います。髭が美しい!

バルベリーニ宮
バルベリーニ宮に到着しました! 中の見学は、次のページに続きます。

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