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いよいよ最後、ボルゲーゼ美術館(ローマ3日目⑥)

ボルゲーゼ美術館と晩ごはんの巻

いよいよこの旅行も、ボルゲーゼ美術館でラストです。ボルゲーゼ美術館は、シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿のコレクションをもとにした美術館で、規模は小さいながらも、カラヴァッジョ、ラファエッロ、ティツィアーノ、ベルリーニなどの名作がそろっています。事前に予約が必要なのですが、サイトの説明がわかりにくくて、私は挫折してしまいました。今回は、Alan1.netで見つけた予約代行サービスを使っています。1枚18ユーロ、メールで送られてくるバウチャーを印刷して、美術館のチケット売り場で見せればOKでした。でも、自分で予約できれば13ユーロなので、ちょっと負け犬です…。

さて、美術館に到着してみると、予約の時間までまだ50分以上ありました。というのも、この美術館は予約時間に厳しいと聞いていたので、30分以上前に着くように計画していたうえ、タクシーでの移動が思ったよりスムーズだったので、とっても早く着いてしまったのです。ボルゲーゼ美術館は2時間ごとの入れ替え制で、時間ぴったりでないと入れません。仕方がないので、チケットを交換した後は、荷物を預けて(ボルゲーゼ美術館もバッグ持ち込み禁止でした)、ショップをのぞいたり、椅子に座ってぼーっとしたりして時間を潰しました。絵ハガキがほしかったけど、1枚1.5ユーロ〜2.2ユーロくらいするので、買いませんでした。1ユーロ100円なら買ったと思うけど、1ユーロ150円ではとっても高く感じてしまいます(涙) カフェのお菓子が結構おいしそうでしたが、この時点ではまだ晩ごはんをどうするか決まってなかったのでガマンしました。

ようやく17:00です。みんな少し前からちゃんと並んでいて、整然と入場しました。見学は、まず2階に上がってから、下へ降りて来るという順序のようです。2階はやっぱり、ティツィアーノの「聖愛と俗愛」が印象的でした。ティツィアーノの描く女の人が好きです! ラファエッロの「一角獣を抱く貴婦人」もよかったですが、一角獣が私のイメージよりすごく小さく描かれているので、何だか落ち着きませんでした。生まれたての一角獣みたい。あと、一角獣はとってもかわいい顔をしているのに、貴婦人の表情が少し固いのももったいないです。

1階は何と言ってもカラヴァッジョ。ここボルゲーゼ美術館は、「果物籠を持つ少年」「病めるバッカス」「蛇の聖母」「「洗礼者ヨハネ」「ダヴィデとゴリアテ」「「執筆する聖ヒエロニムス」と、6点ものカラヴァッジョ作品を所蔵していることでも有名です。このうち、「果物籠を持つ少年」はちょうど貸し出し中でしたが、私は「果物籠を持つ少年」「病めるバッカス」「蛇の聖母」の3つの作品が苦手で、お目当ては残り3点だったので問題ありませんでした。一番気に入ったのは、「ダヴィデとゴリアテ」です。この作品は、カラヴァッジョの絶筆だと言われ、ダヴィデが持っているゴリアテの生首は、カラヴァッジョの自画像だそうです。しかも、生首を持っているダヴィデも若い頃のカラヴァッジョだという説があり、いろいろと考えさせられる作品でした。あと、「執筆する聖ヒエロニムス」の静謐な感じもよかったです。「洗礼者ヨハネ」は、やっぱりコルシーニ美術館のほうが好みでした。

そして、ベルリーニ! この旅行では、時間の都合で、見たかったベルリーニ作品をいくつも諦めていたのです。だから、ベルニーニのコレクションが充実しているこの美術館に来るのがとても楽しみにしていたのですが、期待以上でした。特に、「ブルートとプロセルピーナ」と「アポロとダフネ」は素晴らしかったです! 例えば、「アポロとダフネ」なら、じっと見ているとダフネが本当に月桂樹になってしまいそうな気がします。…何というか、「止まっている感じ」がないんです。まさに、天才の名にふさわしい彫刻家だと思いました。

全く、いくら見ても見飽きないくらいの美術館だったのですが、ボルゲーゼ美術館が観光最終日のラストだったため、思ったより早く体力の限界がやってきました。床のモザイクを見るふりで、何度もしゃがみ込んで休憩していました(苦笑) 最終の19:00までいる予定だったのに、18:30くらいでついに撤退を決意。…もっと気力と体力が充実している時に来るべきでした。

ボルゲーゼ美術館
最後の記念撮影です。夕方18時台でも真っ暗でした。そして、困ったことには、美術館そばのタクシースタンドにタクシーがいなかったのです! ネットでは、「タクシーいたよ!」という方と「タクシーいなかったよ!」という両方の情報があったので、秘かに心配はしていたのですが、悪いほうの予感が当たってしまいました。仕方ないので、ピンチアーナ門のほうへ向かって、公園を突っ切ることにしました。前にいたカップルに付いて行ったものの、暗くてかなり怖かったです。終了時刻近くならタクシーも待っていたかもしれないし、少なくとも歩いている人はもっといたと思うので、体力ゲージ0だったのが悔やまれます。ピンチアーナ門から自分がどちらの方向に歩いたか自信ないけれど、多分イタリア通りのどこかタクシースタンドがあって、どうにかタクシーに乗ることができました。こんな風に疲れて判断力が落ちている時に、トラブルに巻き込まれやすいので、ぎりぎりセーフでよかったです。

ホテルに戻ると、19時すぎでした。晩ごはんをどこで食べるか考えなければいけません。実は、昨日のマッサージのおかげで食欲も出ていたので、「Il SAN LORENZO」というリストランテの予約にチャレンジしていました。と言っても、フロントにお願いして電話をかけてもらっているだけ…。昼間電話をしてもらった時は誰も出なかったので、もう一度お願いして電話をかけてもらいました。今度は繋がりましたが、今日は営業してないと言われました。このリストランテは、日本から英語とイタリア語の両方でメールを出しても返事がなかったし、ご縁がなかったのでしょう。歩いていける範囲にある日本料理の店にも惹かれましたが、Aちゃんが近くがいいと言うので、テルミニ駅のビュッフェで食べることにしました。ラザニアみたいなの6.5ユーロ、ポテトフライ4.3ユーロ、ペットボトルのコーラ2.7ユーロ、全部で13.5ユーロでした。うーん、旅行中、一番ハズレだったかな。2度は行かないと思います…。

思い返せば、今回の旅行は本当に楽しかったけれど、食事にだけはイマイチ恵まれませんでした。ホテルの朝食をのぞくと、ヴェネチアで一番最初に食べたパスタが一番おいしかったです。

……ローマでの最後の晩餐は、こうして悲しく終わりました。明日はとうとう帰国です。








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